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SK会長 離婚訴訟の財産分与で妻に665億ウォン支給判決

Write: 2022-12-07 14:46:51

Thumbnail : YONHAP News

SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長と、妻で故・盧泰愚(ノ・テウ)大統領の娘、盧素英(ノ・ソヨン)アートセンターナビ館長の離婚訴訟で、 ソウル家庭裁判所は6日、二人の離婚を認め、崔会長が盧氏に慰謝料1億ウォンと、財産分与として665億ウォンを支払うよう命じる判決を言い渡しました。

盧氏は、30年以上にわたる長い結婚生活の中で、崔会長の財産形成に貢献したとして、結婚してから形成された財産だけでなく、崔会長が亡くなった父から相続を受けた財産も含めて財産分与の対象とみなすべきだと主張し、慰謝料3億ウォンと崔会長が保有するSKグループの株の42.29%にあたる1兆3600億ウォンを支払うよう求めていました。

しかし、今回の判決で認められた額は、盧氏が請求した5%にすぎず、盧氏が今後、控訴する可能性もあるとみられてます。控訴する場合、法的な婚姻関係は維持されます。

今回の決定について、裁判所は、「盧氏が崔会長のSKグループの株の形成と維持、価値の上昇などに実質的に貢献したとみるのは難しい」として、SKグループの株を財産分与の対象から除外しました。

盧氏は盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の長女で、2人は盧元大統領が就任した1988年9月に当時の大統領府青瓦台で挙式し、3人の子どもをもうけました。SKグループは、崔会長と盧氏が結婚した後、急成長したため、その背景に盧大統領の影響力があったと財界ではいわれていましたが、今回の判決には反映されませんでした。

崔会長は2015年、隠し子がいることを認め、盧氏との性格の不一致を理由に離婚するとメディアに公開し、2017年に離婚調停を申し立てましたが、盧氏が家庭を守る意思を崩さなかったため、合意に至りませんでした。

その後、離婚に反対していた盧氏も2019年に離婚に応じる意向を示し、反訴していました。

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