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尹大統領 閣議で就任1年の成果強調 「外交・安保で大きな変化」

Write: 2023-05-09 14:28:00

Thumbnail : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は9日の閣議で、就任から1年の国政を振り返り、外交と安全保障面で最も大きな変化があったと評価しました。 
 
閣議はテレビで中継され、尹大統領の就任1年を翌日に控え、事実上の「国民向けメッセージ」を発表する形で行われました。
 
尹大統領は、「外交・安全保障ほど大きな変化があらわれた分野はない」と強調し、韓日関係について、「少し前までは想像もできなかったことが、今、韓日間で行われている。自由民主主義の価値を共有する両国が互いに交流・協力しながら信頼を築いていけば、韓日関係が最も良好だった時代も超え、新しい未来を開拓できる」と述べました。
 
尹大統領はまた、岸田総理大臣が韓日首脳会談で、徴用問題について、「当時、厳しい環境で多数の方々が大変苦しい、悲しい思いをされたことに心が痛む思いだ」と発言したことに言及し、「暗い過去の歴史から目を背けず、真摯(しんし)な気持ちで向き合えば、両国が直面している困難を克服し、新しい未来を切り開くことができる」と強調しました。
 
そして、今月19日から広島で開催されるG7=主要7か国首脳会議に合わせて、韓日米3か国の首脳会談が開催されることに触れ、「韓日米の安全保障での協調により、域内の平和を構築するための連帯を一層強固にしていく」と表明しました。
 
尹大統領はまた、「就任直後に開いた韓米首脳会談により、韓米同盟が実質的に再建された」としたほか、去年6月に韓国の首脳として初めてNATO=北大西洋条約機構の首脳会議に出席し、自由主義陣営との連帯を構築するなど成果を上げたとアピールしました。
 
尹大統領はさらに、北韓のミサイル発射に対応するためのいわゆる「3軸体系」の強化、韓米合同軍事演習の再開、先月の韓米首脳会談で発表された「ワシントン宣言」にもとづく拡大抑止の強化などにより、「北韓の善意だけに頼っていた韓国の安全保障も変化した」と述べました。

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