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韓国中部で口蹄疫発生 「清浄国」の認定遠のく

Write: 2023-05-11 11:46:23

Thumbnail : KBS News

韓国中部の忠清北道(チュンチョンブクト)清州(チョンジュ)市で口蹄疫が発生し、牛肉や豚肉の輸出に必要な口蹄疫清浄国の認定を受けることが難しくなりました。  
 
農林畜産食品部が11日、発表したところによりますと、清州市にある牛の飼育農場3か所から口蹄疫が疑われるという届け出を受け、精密検査を行った結果、3か所すべてで口蹄疫に感染した牛が確認されたということです。
 
韓国で口蹄疫の発生が確認されたのは、2019年1月以来、4年4月ぶりです。
 
農林畜産食品部は、これら3か所の農場で飼育している牛400頭あまりをすべて処分する方針です。
 
また、感染の拡大を防ぐため、11日の午前0時から13日の午前0時まで、全国の牛、豚、羊などの飼育農場や飼料工場など畜産関連施設で働く人や往来する車両の移動を禁止しました。
 
韓国で口蹄疫の発生が確認されたのは、2016年に21件、2017年に9件、2018年に2件、2019年に3件で、それ以降は発生していませんでした。
 
しかし、韓国は依然として口蹄疫発生国に含まれているため、口蹄疫が発生していない国への牛肉や豚肉などの輸出が難しく、政府は去年、国際獣疫事務局に「口蹄疫清浄国」の再認定を申請していました。
 
清浄国としての認定を受けるには、最低2年間、口蹄疫が発生していないことが条件となります。
 
韓国は2014年5月に清浄国の認定を受けましたが、同じ年の7月に口蹄疫が発生し、認定が取り消されています。

★2023年5月12日修正

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