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韓国の人口、去年初のマイナスに 1人世帯が増える

Write: 2021-01-04 09:04:50

Thumbnail : KBS News

韓国の人口が、去年初めて減少に転じたことが分かりました。
行政安全部は3日、2020年末の住民登録人口が、前年の2019年に比べて2万838人減って5182万9023人となり、初めてマイナスに転じたことを明らかにしました。
韓国の住民登録人口は、ここ10年間、小幅ながら増え続けていましたが、2016年から増加幅が減少し、去年初めてマイナスに転じました。
理由としては、去年初めて出生者数が死亡者数を下回る「自然減」になったことが挙げられます。
去年の出生者数は、2019年に比べて10.65%減って27万5815人となり、過去最低となった一方、死亡者数は、2019年に比べて3.10%増えて30万7764人となりました。
また、去年の住民登録世帯数は、2019年に比べて61万1642世帯増えて2309万3108世帯となりましたが、世帯数が増えた背景として、1人世帯が急増したことが挙げられます。
1人世帯は、2019年に比べて57万世帯増えて906万3362世帯となり、初めて900万世帯を超え、全体の39.2%を占めています。
こうした結果を受けて行政安全部は、「2020年は、人口減少の始まりや1人世帯の爆発的な増加、過去最低の出生者数などを通じて、社会・経済の全般にわたって変化が進んだというメッセージを投げかけている」とし、「政府は2020年を起点に、各分野の政策の方向を新しく設定する必要がある」と強調しています。

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