新型コロナウイルスの感染者は20日までに新たに404人が確認され、累計で7万3518人なりました。
中央防疫対策本部によりますと、新たな感染者404人のうち、国内での感染は373人で、残りの31人は海外からの入国者でした。
地域別には、ソウル135人、京畿道（キョンギド）126人など首都圏だけで275人に上りました。
死者は17人増えて、合わせて1300人になり、韓国の致死率は1.77%になりました。
重症患者は前の日より12人減って323人になりました。
第3波の感染拡大が続いていた先月は、新たな感染者は連日1000人台を記録していましたが、ことしに入って徐々に減少傾向にあります。
ただ、市場や銀行など日常の暮らしの中での感染が散発的に発生しているうえ、ウイルスの生存に有利な寒い季節であることや、イギリスなどで広がっている変異したウイルスの流入など、依然として不安要素が多い状況です。
そのため、政府は、感染防止対策「社会的距離の確保」と、5人以上の私的な集まりを禁止する措置を、今月31日まで2週間延長することを決めたほか、旧正月の連休に合わせて来月1日から2週間、特別感染防止対策を取るとしています。