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服役中の朴槿恵前大統領を特別赦免 年内に釈放へ

Write: 2021-12-24 12:00:08

Thumbnail : YONHAP News

収賄の罪などで実刑判決が確定し、服役中の朴槿恵(パク・クネ)前大統領について、政府は24日、恩赦を与え、年内に釈放すると発表しました。
健康状態の悪化を懸念した措置とみられます。
朴氏は2017年に収監され、国政における職権乱用や財閥企業から多額の賄賂を受け取った収賄罪などに問われ、2件の裁判で合わせて懲役22年が確定しています。
朴氏は、恩赦の効力が発生する31日午前0時に釈放されます。
2017年3月に逮捕されて以来およそ4年9か月ぶりとなります。
69歳の朴氏は健康状態が悪化し、現在入院中です。
政府はまた、与党「共に民主党」の前身となる「民主統合党」の代表を務めた韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相の復権も決めました。
韓氏は政治資金法違反罪で2年間服役し、17年8月に満期出所しています。
一方、朴氏と同様に収監中の李明博(イ・ミョンバク)元大統領は恩赦の対象に含まれませんでした。
李氏は在職中に巨額の賄賂を受け取った収賄罪などで懲役17年の実刑が確定しています。
財界を中心に赦免要請が続いていた、仮釈放中のサムスングループ経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長も、対象に含まれていません。
今回の発表では、選挙法違反者や社会的対立事件の関係者、生計のために罪を犯したいわゆる生計型犯罪者を含め、合わせて3094人が恩赦の対象となっています。
政府はまた、運転免許証の取り消しや停止、違反点数に対する特別減免措置も並行し、98万人余りが対象となります。

★2021年12月30日修正

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