中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は6日午前0時までに、新たに28万6294人が確認されました。 
重症患者は1128人で、5日連続で1100人台となっています。
死者は371人増えて、韓国の致死率は0.12%になっています。
中央災害安全対策本部の関係者は6日、「最近3週連続で新たな感染者数が減少していて、この1週間の1日平均の新たな感染者数は前の週よりおよそ30％減少して27万人ほどとなっている」と説明しました。
また「1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す『実効再生産数』は先週、0.91となり、11週ぶりに感染が収束に向かうことを示す『1』を下回った。新たな感染者数は今後も減少を続けるだろう」という見通しを示しました。
この関係者は、「オミクロン株の流行のピークを過ぎた国々が水際対策を緩和していて、韓国人の海外訪問の需要も伸びるとみられる。来月からは毎月、隔離免除やビザなしでの入国が可能なアメリカ、ヨーロッパ、タイ、シンガポールなどを結ぶ国際線の運航便数を週100便ずつ増やし、7月からは週300便ずつ増やしていく」と話しました。
また地方空港の国際線の運航も正常化する方針です。