韓国政府は、国民の88%に1人あたり25万ウォンずつ支給する災害支援金の支給を旧盆の秋夕(チュソク)の連休前に開始すると明らかにしました。
政府は26日、非常経済中央対策本部会議を開き、災害支援金の支給時期などを盛り込んだ民生安定対策を発表しました。
政府はこれまで、災害支援金の支給時期について防疫当局と協議を行うとしていましたが、今回の会議を経て9月中旬の、秋夕の連休前に支給をスタートし、10月末までには支援金の90%を支給することを決めました。
より詳しい支給対象や支給時期、使用先などについては30日に発表する予定です。
また、べつの支援策であるいわゆるクレジットカードのキャッシュバック「共生消費支援金」は、感染状況を踏まえて10月の消費分から適用される見通しです。
一方、連休を控え、9月1日から22日まで1人あたり2万ウォンを限度に農畜水産物の割引きクーポンが発行されます。
そのほかにも外食割引きクーポンも再び発行される予定で、デリバリーアプリで2万ウォン以上を3回注文する場合、4回目の注文で1万ウォンがキャッシュバックされます。
さらに、租税公課などの納付猶予を3か月延長し、付加価値税や所得税の納付期限も3か月延長することに決めました。