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韓国銀行、政策金利0.75%へ0.25ポイント引き上げ 15か月ぶり

Write: 2021-08-26 15:13:30

Thumbnail : YONHAP News

韓国銀行の金融通貨委員会は26日、政策金利を0.5%から0.75%へ引き上げました。
景気回復を目的としておよそ1年半の間、超低金利が維持されていましたが、韓国銀行の通貨政策の方向性が金融引き締めへと転じたものとみられます。
韓国銀行は、去年5月に政策金利を過去最低の0.5%に引き下げ、先月まで9回連続で据え置いていましたが、15か月ぶりに引き上げを決定しました。
韓国銀行はこれまで、新型コロナウイルスの感染状況を考慮して金利を決定するとしていましたが、先月から始まった流行の「第4波」の影響よりも経済の回復により重きを置いた模様です。
韓国銀行は利上げの背景について「新型コロナウイルスの再拡散で民間消費はやや鈍化したが、輸出の好調が続いているほか、設備投資も堅調な流れを示している」と説明しています。
これに加え、ワクチン接種の拡大や災害支援金などにより消費が改善されるとみられることから、「第4波」が続くなかでも、韓国銀行はことしの経済成長率の見通しを5月と同じ4%で維持しました。
ただ、消費者物価の上昇率の見通しは、原油や原材料価格の上昇などを反映し2.1%に引き上げました。

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