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韓国電力 来年1-3月期の電気料金据え置き

Write: 2021-12-20 14:31:23

Thumbnail : YONHAP News

韓国電力は燃料価格が上昇し営業損失が拡大しているなかでも、来年1月から3月期の電気料金を据え置くと発表しました。 
韓国電力は20日、来年1月から3月までの最終燃料費調整単価をことし10月から12月期と同じく、キロワット時(kWh)あたり0ウォンに決定したと発表しました。
政府は、去年末に電気料金体系の見直しを行い、燃料費連動制を導入していて、このため韓国電力はことしから四半期ごとに燃料費の変動分を電気料金に反映しています。
しかし、韓国電力がこのほど燃料費調整単価を3ウォン引き上げる案を政府に提出したところ、政府が「留保」としました。
これについて政府は、世界的な燃料価格の上昇で調整の要因が生じたが、新型コロナウイルスの感染拡大の長期化や物価上昇率などを考慮し、据え置くことを決定したと説明しました。
燃料費が上昇し、発電コストが上昇した分、韓国電力の損失額がさらに膨らむことが懸念されています。
韓国電力の営業損失はことし9月末まで、累計で1兆ウォンを超えています。
韓国電力は、来年適用する基準燃料費と気候環境料金を算定中で、国民への負担などを総合的に考慮し、料金に反映する案を政府と協議する方針だとしています。

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