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韓国銀行 政策金利を3.25%に引き上げ 米との差は縮まる

Write: 2022-11-24 13:43:34

Thumbnail : YONHAP News

中央銀行の韓国銀行は24日、ことし最後となる金融通貨委員会を開き、政策金利を0.25ポイント引き上げて3.25%にすることを決めました。 一方で、来年の成長率の見通しを0.3ポイント下げ、1.7%に下方修正しました。 
 
政策金利の引き上げは、ことし4月、5月、7月、8月、10月に続いてこれで6回目で、連続引き上げの記録を更新しました。
 
今回の政策金利の引き上げによって、アメリカとの金利差はこれまでの最大1ポイントから0.75ポイントに縮まりました。
 
韓国銀行は、先月の物価上昇率が5.7%と高い水準が続いていることから、物価を安定させるために利上げを決めたと説明しました。
 
ただ、最近、ウォン安ドル高に歯止めがかかるなど、為替市場が安定してきたことから、引き上げ幅を前回より小幅の0.25%に抑えたとしました。
 
また不動産ローンの金利上昇で不動産市場が冷え込んでいるほか、輸出が減少するなど、韓国経済の成長基調が鈍化していることを考慮したとしています。
 
また、韓国銀行は24日発表した報道資料で、来年の韓国の経済成長率の見通しを2.1%から1.7%に下方修正しました。
 
韓国の経済成長率が2%を下回るのは、新型コロナの影響を受けた2020年と、世界金融危機に見舞われた2009年だけです。
 
来年の消費者物価の上昇率は0.1ポイント引き下げて3.6%としました。

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