メニューへ 本文へ
Go Top

サムスンの半導体 1~3月期4.6兆ウォンの赤字

Write: 2023-04-27 14:51:27

Thumbnail : YONHAP News

サムスン電子のことし1月から3月までの決算は、半導体部門がおよそ4兆6000億ウォンの赤字となりました。同じく半導体大手のSKハイニックスは過去最大の赤字を記録していて、半導体業界に不況の衝撃が走っています。  
 
サムスン電子が27日に発表したことし1月から3月までの決算によりますと、企業全体の営業利益は去年の同じ時期に比べて95%以上減少し、6400億ウォンだったということです。
 
四半期の営業利益が1兆ウォンを下回ったのは、金融危機に見舞われた2009年の第1四半期以降、初めてです。
 
売上は、18%減少した63兆7000億ウォンでした。
 
部門別に見ますと、半導体の売上はおよそ13兆7000億ウォンにとどまり、去年の同じ時期のおよそ半分となりました。
 
モバイルや家電部門の売上は46兆2200億ウォンで、営業利益は4兆2100億ウォンとなりました。
 
モバイルは、「Galaxy S23」シリーズの売上が好調で、前の四半期と比べて売上と利益がともに回復したものの、家電は、需要の冷え込みやコストの増加で、業績が振るいませんでした。
 
サムスン電子は、「世界の景気低迷のあおりを受け、消費者心理が冷え込んだため、在庫が増え、価格が下落し、業績不振につながった」と説明しています。
 
サムスン電子は、「現在、半導体の生産量を抑えていて、4月から6月期以降は、在庫が減り始めると期待している」と話しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >