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金委員長、労働党大会で経済戦略の失敗認める

Write: 2021-01-06 13:01:51

Thumbnail : YONHAP News

北韓の最高意思決定機関である労働党党大会が5日、平壌(ピョンヤン)で開幕しました。
6日の朝鮮中央通信によりますと、中央指導機関のメンバー250人のほか、各組織で選ばれた代表者4750人、一般の参加者2000人を合わせて7000人あまりが参加したということです。党大会の日程をあらかじめ予告せず、開幕後に報じるのは異例のことです。
北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は開会の挨拶で、「最悪の状態が続いた難局の中で、労働党は大きな勝利を獲得した」と評価する一方で、「前回の第7回大会で立てた国家経済発展5か年戦略は、掲げた目標のほぼ全ての部門で大幅に未達成となった」と述べ、失敗を認めました。
そのうえで、これまで得たものを「蓄積された痛い教訓」と表現し、「二度とそのような弊害が繰り返されないようにする断固たる対策を立てるべきだ」と強調しました。
ただ、肝心の韓国とアメリカなど対外政策に関する言及はほとんどありませんでした。
金委員長の挨拶は、党大会の始まりを知らせる開会式で行なわれたものであるため、参加者と人民に対するメッセージに焦点を当てたものとみられます。一方、金委員長は、「祖国統一の偉業と対外関係を進展させ、党の活動を発展させるうえで重要な問題を提起することになる」とも述べているため、今後南北関係や米朝関係に関する構想を明らかにするものと見られます。

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