メニューへ 本文へ
Go Top

ソウルで韓米、米ロが会談 北韓対策

Write: 2021-08-23 15:07:36

Thumbnail : YONHAP News

韓国を訪れているアメリカのソン・キム北韓担当特別代表は、23日、魯圭悳(ノ・ギュドク)外交部韓半島平和交渉本部長と会談し、韓米合同軍事演習は定例の防衛的性格の演習だとしたうえで、「アメリカは北韓を敵視する意図はない」と述べました。
ソン・キム代表は23日、ソウル市内のホテルで魯本部長と会談したあと会見し、「現在、実施中の韓米合同軍事演習は、韓米両国の安全保障のため長期間続いてきた定例の防衛的性格を持つ演習だ」と説明しました。
これは北韓が、今月26日まで続く下半期の韓米合同軍事演習について、「侵略戦争演習」として激しく非難したことを受けたものとみられます。
また「いつ、どこででも北韓の担当者と会談する意向がある」として対話の再開を呼びかけました。
ソン・キム代表は、北韓の反発にもかかわらず、アメリカの北韓に対する「関与」と柔軟姿勢を示したものとみられます。
キム代表はことし6月に韓国を訪れた際にも、北韓に条件のない対話を求めています。
また魯本部長が明らかにしたところによりますと、韓米両国は、北韓の感染症対策、飲み水、衛生などへの支援、国際機関を通じた人道支援策についても議論したということです。
韓国には、いまロシアのモルグロフ外務次官も訪れていることから、韓米ロの3か国間の協議も行われる見通しです。
モルグロフ次官はソン・キム代表と23日に、魯本部長と24日に、相次いで協議し、北韓との対話再開に向けて、ロシアがどのような役割を果たせるかについて議論するとみられます。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >