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韓国軍 北韓ミサイル発射の翌日に詳細発表 「北韓の主張は一部事実と異なる」

Write: 2023-03-13 15:16:59

Thumbnail : YONHAP News

北韓が12日に潜水艦から巡航ミサイル2発を発射したことについて、北韓および韓国の軍当局は、ともに翌日の13日、その内容を発表しました。韓国軍は、発表が1日遅れとなった理由を説明するとともに、北韓の発表内容について、基本的には正しいとする一方で、「事実と異なる部分がある」と明らかにしました。 
 
韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は13日の定例会見で、「潜水艦から巡航ミサイル2発を発射したという発表は正しいが、そのほかに北韓が発表した内容は、我々が把握している内容と食い違いがある」とし、「韓米当局が、どれほどの欺まんと誇張があるか分析している」と述べました。
 
イ室長はそのうえで、韓国軍は北韓の潜水艦に対応する戦力を持続的に補強しており、運用と訓練によって対策を講じていると説明しました。
 
北韓側は13日、朝鮮中央通信を通じて、潜水艦「8・24英雄艦」から「戦略巡航ミサイル」2発を韓半島東の海、東海(トンヘ)に向けて発射したと伝え、ミサイルは8の字の軌道で2時間あまり、1500キロを飛行し、標的を命中打撃したと主張しています。
 
これに先立って、合同参謀本部も13日午前、北韓が12日に東部の新浦(シンポ)付近の潜水艦から正体不明のミサイルを発射したと発表していました。
 
北韓のミサイル発射を、当日ではなく翌日に発表したことについて、イ室長は、「我々の監視・情報能力を保護する必要があった」と説明しました。
 
巡航ミサイルは、弾道ミサイルとは異なり、国連安全保障理事会の決議違反に相当しないため、今後も、情報資産の保護と国民の知る権利のバランスを考慮して、公表するかどうか、また発表する場合、そのタイミングを判断するとしています。
 
一方、統一部は、北韓が13日から始まった韓米合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」に反発して軍事的対応措置を本格化していることに強い遺憾を表明し、韓半島の緊張を高める行為を中止するよう求めました。

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