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兪明希氏、WTO次期事務局長選の最終選に進出 

Write: 2020-10-08 14:06:00

Thumbnail : YONHAP News

WTO=世界貿易機関の次期事務局長選で、産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が最終ラウンドに進出しました。
AFP通信やブルームバーグ通信などの海外メディアは8日、WTOの公式発表に先立って、事務局長選の第2ラウンドで兪本部長とナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相が決選投票の候補者に決まったと報じました。
オコンジョイウェアラ氏はナイジェリアで財務相と外相を歴任したほか、世界銀行の幹部を務めたこともあり、国際的な知名度が高いのが強みです。
対する兪本部長は、25年の経歴を持つ通商専門家で、主要な貿易交渉を数多く経験してきたため、貿易分野で実務経験を積んできたことが評価されています。
開発途上国の支持を受けているアフリカ出身の候補と決選投票を行うことになった点や、アメリカと中国の貿易対立のなかで行われる来月のアメリカ大統領選挙の結果が、勝敗の行方に影響するものと見られています。
一方、女性2人が決選投票に進出したことで、WTOは25年の歴史で初めて女性の事務局長を迎えることになりました。
また、兪本部長が当選すれば、WTO初の韓国人事務局長となります。
決選投票は、加盟国164か国の意見を改めて集め合意を導き出す形で、来月6日まで行われます。

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