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ベルリンの少女像 撤去は見送り 当局「対応を検討する」

Write: 2020-10-14 14:59:00

Thumbnail : YONHAP News

ドイツの首都ベルリンの公共の場所に設置された旧日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」について、像が設置された歩道を管轄するベルリン市ミッテ区は13日、当面の間は少女像の設置を認めると発表しました。 
ベルリン市ミッテ区は、「平和の少女像」の設置許可の取り消しを発表し、14日までに像を撤去するよう求めていました。
これに対し、像の設置を主導したドイツ在住の韓国系市民団体「コリア協議会」は13日、決定の効力停止を求める仮処分をベルリンの行政裁判所に申請しました。
ベルリン市ミッテ区は13日、「コリア協議会」が仮処分を申請したことを受け、「14日までとしていた撤去要請は無効になった」とし、「裁判所の判断を待って、今後の対応を検討する」との立場を示しました。
これで、少女像の撤去はいったん見送られましたが、今後、裁判所がどのような判断を示すかに関心が集まっています。
これに先立ち、「コリア協議会」関係者など、ドイツ現地の市民およそ300人あまりは、ミッテ区役所に向かってデモ行進し、区役所の前で集会を開くなど、少女像の撤去を命じたミッテ区当局に抗議しました。
「コリア協議会」は、14日から少女像の前で「1人デモ」を続ける方針です。

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