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米政府 北韓と水面下で接触図るも回答ない

Write: 2021-03-15 14:32:55

Thumbnail : YONHAP News

アメリカのバイデン政権が先月中旬以降、さまざまなルートを通じて北韓と水面下での接触を図ったことがわかりました。 
ロイター通信が13日、アメリカ政府高官の話として報じたところによりますと、バイデン政権は先月中旬以降、さまざまなルートを通じて北韓政府との接触を図ったが、これまで平壌からは何の回答も来ていないということです。
北韓がアメリカからの接触を受けて何の回答もしていないのは、状況を見守るためとみられます。
これについて、韓国外交部は、「韓米は、アメリカの対北韓政策全般について緊密に連携しながらコミュニケーションを取っていて、このことについては事前に情報を共有している」と明らかにしました。
韓国政府は、去年11月のバイデン大統領の当選以降、アメリカに対して「北韓の挑発を防ぐためにも北韓にメッセージを送る必要がある」と説得し続けてきたとされます。
一方、アメリカ国務省のソン・キム東アジア・太平洋担当次官補代行は12日、定例の会見で、バイデン政権の対北韓政策の再検討作業が数週間以内に終わる見通しだと明らかにしました。
アメリカ政府が北韓との水面下での接触を図ったのは、政策を再検討する間に、北韓の挑発によって緊張が高まらないようにし、北韓を対話のテーブルに着かせるためとみられます。
韓国政府としては、アメリカのブリンケン国務長官とオースティン国防長官が今月17日に韓国を訪れる際、北韓に関する情報を共有し、韓国の立場を説明する機会にしたい考えです。

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