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米高官「北韓、4月に核実験の可能性も」

Write: 2022-04-07 11:21:59

Thumbnail : YONHAP News

アメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表は現地時間の6日、北韓が15日の故金日成主席の生誕記念日「太陽節」に合わせてICBM=大陸間弾道ミサイルの発射などさらなる挑発に出る可能性があるとして、北韓に自制を求めました。 
ソン・キム特別代表は6日の会見で、北韓が「太陽節」に合わせて挑発する可能性があるかという質問に対して「あまり多くの推測はしたくないが、挑発はミサイルの発射でも、核実験でもあり得る」と答えました。
あくまでも可能性についての言及ですが、アメリカは北韓が核実験を行う可能性があるということを念頭に置いていることがわかります。
北韓は武力挑発を行う際、これまでほとんどの場合、大型の記念日に合わせて行ってきました。
なかでもことしは様々な記念日が節目を迎える年で、今月11日は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が労働党のトップに就任してから10年となり、15日は、故金日成主席の生誕から110年となります。
また25日は、故金日成主席の朝鮮人民革命軍(抗日遊撃隊)組織から90年となります。
韓米両国は今月中旬、前半期の合同軍事演習を行う計画で、北韓がこれを口実に挑発に出る可能性もあります。
ソン・キム特別代表は、「アメリカは真摯な姿勢をもって、外交的にアプローチしていく。北韓が進むことのできる唯一の道は外交だけだ」と強調しました。
アメリカは、北韓の相次ぐ挑発にもかかわらず、対話と外交を通じた問題解決という原則は変わらないという方針を示し続けてきました。
一方、統一部は7日、北韓が太陽節に合わせて核実験やICBMの発射などさらなる挑発に出る可能性があるとして、関連動向を注意深く見守っていると明らかにしました。

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