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与党新代表に李洛淵前総理 政界屈指の知日派

Write: 2020-08-31 11:41:40

Thumbnail : YONHAP News

与党「共に民主党」の新しい代表に、知日派の李洛淵(イ・ナギョン)前国務総理が選ばれました。
共に民主党は29日、オンライン形式で党大会を開き、新たな党代表に李洛淵前国務総理を選出しました。
李洛淵氏は60.8%を得票し、金富謙(キム・ブギョム)前行政安全部長官と、朴柱民(パク・ジュミン)最高委員を圧倒的な差で制しました。
李洛淵氏は、有力な次期大統領候補として名前があがっており、2022年の大統領選出馬を見据えて党内基盤の強化に向けた土台を築くことができたとみられています。
李洛淵氏は先週、自身が出演した放送局で感染者が出たため、自宅隔離の状態で受諾演説を行い、「コロナ戦争に勝利する」と強調しました。
そして、「国難克服のため、統合の政治を行い、野党に譲るべきものは譲る」と述べ、野党と協力していく姿勢を示しました。
これに対して最大野党の「未来統合党」は、「真の協治(協力する政治)に取り組んでほしい」と論評しました。
李洛淵氏は、ことし68歳、国会議員当選5回。
新聞記者出身で1990年代に東亜日報の東京特派員を経験しており、2008年から4年間、韓日議員連盟の副会長兼幹事長などを務めた韓国政界屈指の「知日派」として知られ、文在寅(ムン・ジェイン)政権で国務総理を務めました。
去年10月には、日本の天皇の「即位礼正殿の儀」に韓国政府代表として参列し、安倍総理と会談するなど韓日関係の改善に取り組みました。
李洛淵氏は、2週間の自宅隔離を終え、31日から党代表として正式な活動を始めることにしています。

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