メニューへ 本文へ
Go Top

文大統領、検察総長の懲戒請求を裁可 法相も辞意表明

Write: 2020-12-17 10:45:13

Thumbnail : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、尹錫悦(ユン・ソギョル)検察総長に対する停職2か月の懲戒請求を裁可しました。
検察総長に対する懲戒請求は、大統領の裁可とともに効力が発生するため、尹総長は停職2か月の懲戒処分を受けることになります。
先月24日に秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官が尹総長に対する職務執行の停止と懲戒を請求してから22日ぶりとなります。
検察総長に対する懲戒処分は韓国の憲政史上初めてで、こうした事態が発生したことについて尹検察総長を任命した任命権者として、文大統領は国民に謝罪したうえで、検察改革の始まりになることを願うとしました。
一方、秋美愛法務部長官は、文大統領に辞意を表明しました。
これについて大統領府青瓦台の関係者は、政府高官の汚職などを捜査する新機関「高位公職者犯罪捜査処」を設置する改正法が10日に成立したため、秋長官が自らの役割を果たしたと判断して辞意を表明したものとみられるとしています。
文大統領は、秋長官の実行力と決断がなければ検察改革の実現は難しかったとして感謝の意を伝え、秋長官の辞表を受理するかについては、今後慎重に判断するとしています。
青瓦台は、文大統領が尹総長に対する職務執行の停止と懲戒請求を裁可したことについて、客観的で独立的な懲戒委員会の決定を受け入れたものだと強調する一方で、尹総長が法的対応をとる方針を示していることについては、コメントを控えました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >