文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、国民が参加する新年のあいさつ会を大統領府青瓦台で開催しました。
新年のあいさつ会は毎年、各界各層の国民200人から300人を招待して、大きな規模で開催されてきましたが、ことしは新型コロナウイルスの感染状況を考慮して、ビデオ形式で50人あまりを招待して開かれました。
ことしのあいさつ会は「危機に強い国、頼もしい大韓民国」をテーマに開かれ、文大統領は挨拶の中で、去年の危機克服に献身した国民に謝意を表明し、これを土台にして世界をリードする国へと跳躍する意志を示しました。
あいさつ会にはテーマに合わせて、去年10月、蔚山(ウルサン)で発生した火災現場で住民たちを救出し報奨金全額を寄付した市民や、経営中の病院を新型コロナウイルス専門病院として政府当局に協力した病院長など、献身と勇気をもって危機を乗り越えた一般国民8人も招待されました。
また、朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長や金命洙(キム・ミョンス)大法院長、丁世均(チョン・セギュン)国務総理、各政党の代表なども参加しました。