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スペインとの保健・経済・環境分野での協力を議論 文大統領

Write: 2021-06-16 10:18:58

Thumbnail : YONHAP News

ヨーロッパ3か国を歴訪している文在寅(ムン・ジェイン)大統領は現地時間の15日午後、最後の訪問国、スペインの首都マドリードに到着し、スペインでの2泊3日の日程を開始しました。
文大統領は、国王フェリペ6世の招待でスペインを訪問していますが、新型コロナウイルスの感染拡大が始まってからスペインが国賓を迎えるのは初めてだということです。
また、両国のトップが再会するのは、フェリペ6世が韓国を訪問して以来20か月ぶりです。
マドリード市庁を訪問したあと、国王主催の晩餐会に出席した文大統領は、韓国とスペインが、気候変動への取り組みや第4産業革命など未来に向けた共同課題で協力することを期待すると述べました。
文大統領は2日目の16日、ペドロ・サンチェス首相との会談で、新型コロナの克服に向けた保健分野での協力のほか、貿易投資の拡大に向けた税関分野での協力、環境に優しい未来産業など経済分野での協力の多角化などについて話し合う予定です。
大統領府青瓦台の関係者は、韓国と同じ水準の人口と経済規模に加え、ヨーロッパ連合の4大強国スペインと、戦略的協力関係を強化するきっかけになると期待していると述べました。
特に、海外の建設受注額で第2位のスペインと、海外の建設市場への共同進出の拡大についても議論する見通しです。
また文大統領は、スペイン上院を訪問するほか、経済関連の行事にも出席する予定で、韓半島の平和プロセスに対するスペイン政府の支持を訴えるものとみられます。
これとは別に文大統領は15日、「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術を用いた新型コロナワクチンを開発しているドイツのキュアバックの経営陣とテレビ会議形式で面談し、キュアバックワクチンのアジア太平洋地域の生産拠点として韓国を考慮してほしいと述べました。
文大統領はイギリス・オーストリア・スペインのヨーロッパ3か国の歴訪を終え、17日、帰国の途に就きます。

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