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サムスントップが仮釈放 「国民に大きな心配かけた」

Write: 2021-08-13 11:18:14

Thumbnail : YONHAP News

朴槿恵(パク・クネ)前大統領への贈賄罪などで服役していたサムスングループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が13日、仮釈放されました。
李氏は13日午前、ソウル近郊の京畿道・義王にあるソウル拘置所で身元確認などの手続きを終えたあと、10時5分ごろに出所しました。
李氏は、「国民の皆さまに大きな心配をかけた。本当に申し訳ない」と頭を下げ、「私に対する心配、非難、憂慮、大きな期待をたくさん聞いている」とした上で「頑張る」と述べました。
サムスン電子の半導体事業など経営に関する計画を聞く記者の質問には答えませんでした。
李氏は1月18日の差し戻し控訴審で懲役2年6か月の実刑判決を受け、服役していました。
李氏は来年7月までの仮釈放期間中、保護観察処分を受け、転居や1か月以上にわたる旅行をする際は事前に保護観察官に届け出る必要があります。
就業制限の規定も適用されるため、すぐに経営に復帰することもできません。
5億ウォン以上の横領・背任などの罪に問われた場合、懲役刑の執行終了、または刑執行を受けないことが確定した日から5年間、就業が制限されます。また、経営活動をするためには法務部長官の承認を得なければなりませんが、朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官は「考慮したことはない」と立場を明確にしています。
李氏は、2015年のグループ傘下のサムスン物産と第一毛織の合併に関し、不当な合併、不正会計の罪で公判中のほか、麻酔薬プロポフォールの違法投与を受けた罪でも裁判が進められていて、判決次第では再び収監される可能性もあります。

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