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文大統領、COP26で基調演説 「温室効果ガス40%削減目指す」

Write: 2021-11-02 11:08:15

Thumbnail : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領はイギリスで開かれたCOP26=国連気候変動枠組み条約締約国会議で基調演説を行い、韓国の温室効果ガスの排出量を40%削減するという目標を掲げました。 
文大統領は2日午前に行われた基調演説のなかで、温室効果ガスの削減目標について、2030年までに排出量を2018年に比べて40%削減するという目標を打ち出しました。
文大統領は、「これまで14%としていたものより果敢な目標で、短期間に急激に削減しなければならない非常に挑戦的課題だ」と強調しました。
二酸化炭素の20倍以上の温室効果があるとされる「メタン」についても、2030年までに30%削減するほか、「メタン」を削減するための国際的な枠組み「国際メタン誓約」にも参加するなど、国際社会と歩調を合わせるとしました。
また文大統領は、2050年までにすべての石炭火力発電を廃止し、海外に進出している韓国企業の二酸化炭素の排出も削減していくとしました。
さらに温室効果ガスを吸収する森林を復元することが気候変動問題の解決策だとして、北韓とも協力していくと話しました。
ローマでフラシシスコ教皇と会談した際、フランシスコ教皇の北韓訪問の意向を再確認したのに続いて、北韓に森林復元での協力を提案することで、南北対話のきっかけを作りたい考えとみられます。
今回の会議にはイギリスに駐在する北韓のチェ・イル大使ら北韓関係者2人も出席しました。 
文大統領は2国間首脳会談など残りの日程をこなしたあと、2日午後には、国賓訪問するハンガリーに向けて出発します。

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