メニューへ 本文へ
Go Top

尹大統領のぶら下がり会見中止 コロナ感染防ぐため

Write: 2022-07-11 14:45:07

Thumbnail : YONHAP News

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、毎朝、龍山の大統領室に出勤してきたときに記者団から受けていた「ぶら下がり取材」と呼ばれる短時間の取材対応を、一時中断することになり、11日は、この取材を受けずに大統領室に入りました。
大統領室は、記者団の中に新型コロナに感染した人が増え、感染拡大が懸念されることを理由に挙げています。
尹大統領は就任以来、毎朝、出勤時に「ぶら下がり取材」に対応し、権威主義を排除して積極的な意思疎通をはかるイメージをアピールしていて、これまで尹大統領がぶら下がり取材に応じなかったのは、午前中に外部の日程があった日を除くと、北韓のICBM=大陸間弾道ミサイル発射を受けて国家安全保障会議が緊急招集された5月25日以来のことです。
大統領室側は、報道陣の中から選ばれた代表が、質問をとりまとめて取材にあたる形でぶら下がり取材を維持することを検討したものの、警護処などが反対したため、中断することを決めたとしています。
大統領室は、公開行事での尹大統領に対する近距離取材も、最小限に抑える方針です。
これまで、尹大統領のぶら下がり取材は、意思疎通の努力の象徴として注目されていましたが、大統領のストレートな発言が論争を呼ぶこともありました。
今回のぶら下がり会見中断の背景には、最近の支持率低下があるという見方もありますが、これについて大統領室側は「誰よりもぶら下がり会見をしたいと思っているのは尹大統領だ」と反論しています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >