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中国「独立自主を堅持すべき」 韓中外相会談

Write: 2022-08-10 09:41:27

Thumbnail : YONHAP News

韓中外相会談が9日、中国山東省で開かれ、中国の王毅外相は「独立自主を堅持し外部の影響を受けるべきではない」と述べ、アメリカ主導の半導体同盟への韓国の参加を牽制しました。 
朴振(パク・チン)外交部長官は9日午後、就任後、初めて中国を訪れ王毅外相と会談しました。
王毅外相は冒頭発言で「国交30年を機に、これまで築き上げてきた有益な経験を振り返り、両国関係の大きな局面をきちんと把握すべきだ」と述べました。
そのうえで、韓中両国がすべきこととして、▲独立自主の姿勢を堅持し外部の影響を受けない、▲友好関係を堅持し互いの重大関心事項を配慮する、▲ウィンウィン関係を堅持し安定かつ円滑な供給網を守る、▲平等と尊重を堅持し互いの内政に干渉しない、▲多国間主義を堅持することの5つを挙げました。
「独立自主の姿勢を堅持する」ことや「円滑な供給網を守り、内政に干渉しない」などの内容は、韓国が参加を迫られているアメリカ主導の半導体同盟「チップ4」や台湾問題に対する中国側のメッセージが込められているとみられています。
これを受けて、朴長官は「両国が互いへの尊重を基盤に、共同利益を追求する協力的な韓中関係を作り上げていくべきだ」としたうえで、「両国が供給網の安定的な管理などを通じて新しい挑戦を共に克服していくべきだ」と述べ、戦略的コミュニケーションを強化するためとして習近平主席の韓国訪問に対する期待を示しました。
一方、朴長官は北韓問題についても言及し「北韓が挑発の代わりに対話を選択するよう、中国が役割を果たしてほしい」と呼びかけました。

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