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月探査ロケットエンジンの開発に成功 韓国科学技術院

Write: 2010-04-29 15:18:45

韓国科学技術院(KAIST)の研究チームが、民間企業との共同研究で月探査宇宙船の液体ロケットエンジンの開発に成功しました。
ロケットエンジンは、宇宙船を地球軌道から月に飛ばすために必要なもので、開発に当たった韓国科学技術院航空宇宙工学科のクォン・セジン教授によりますと、今回開発されたロケットエンジンは、長さ21センチ、重さ1.8キロと小型で、環境にやさしい燃料を使用しているほか、地球から月に到着する間に燃料の冷却が必要ないということです。
クォン・セジン教授は、2008年に小型の月着陸船の開発に成功しており、今回のロケットエンジンの開発によって、韓国も月探査のための核心技術をほとんど保有することになります。
韓国科学技術院の関係者は、「宇宙船のエンジンに関しては、先進国が自国の技術の輸出を厳しく制限しているため、海外からの導入が難しく、独自の開発がかかせない技術だ。今回のロケットエンジンの開発によって、韓国の月探査計画実現がさらに近づいた」と説明しています。

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