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絶滅危機のサブサル犬 クローン犬が自然繁殖に成功

Write: 2019-12-04 14:52:54

Thumbnail : YONHAP News

体細胞クローンによって生まれた韓半島原産の番用犬種、サブサル犬が自然繁殖に成功し、話題となっています。
自然繁殖に成功したクローン・サブサル犬は、通常のサブサル犬より毛が短く、全身に茶色のまだら模様があるもので、250匹に1匹の確率で生まれ、韓国国内に合わせて10匹しかいないとされる希少な種類です。
忠南(チュンナム)大学の研究チームはおととし、無精子症で繁殖が不可能だったこの種類のサブサル犬の体細胞を複製し、雄犬を誕生させるのに成功しました。
そしてこの雄犬と普通のサブサル犬の間に、人工授精によって去年12月、子犬7匹が生まれました。
このうち2匹は毛が短く、まだら模様のサブサル犬で、いずれも雌犬でした。
この雌犬が最近、妊娠に成功し、来月に出産を控えているということです。
サブサル犬は朝鮮王朝時代の民画にも登場するほど、韓民族に親しまれましたが、日本による植民地時代に食肉や戦争物資である毛皮を得るために利用され、絶滅寸前にまで追い込まれました。
サブサル犬は、1992年に天然記念物第368号として登録され、保護されています。

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