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二酸化炭素の回収・貯留 韓国石油公社が国内初の推進

Write: 2020-11-02 14:59:14

Thumbnail : KBS News

石油産業から放出される二酸化炭素を回収して海底に貯留するプロジェクトが世界各地で動いているなか、韓国石油公社が韓国で初めてこうした事業に取り組む計画を進めています。 
韓国石油公社は、2009年から天然ガスなどを生産してきた蔚山(ウルサン)沖の東海ガス田が2022年6月に生産終了となることから、その空きスペースを二酸化炭素の貯留スペースとして利用する事業を進めています。
韓国国内で排出される二酸化炭素を回収して、毎年40万トンずつ、30年間で1200万トンを貯留するというもので、国内では初めての試みです。
韓国石油公社は2023年から東海ガス田の切り替え作業を進め、2025年から二酸化炭素の注入を始める計画です。
一方、二酸化炭素を再利用する技術の開発も政府レベルで進められます。
各国で二酸化炭素の貯留や再利用が緊急な課題とされるなか、技術の開発や費用の軽減がこの事業の成否を決めるカギとなりそうです。

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