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ソウルの気温、100年で1.9度上昇 夏は長く冬は短く、季節にも変化

Write: 2021-04-29 14:42:50

Thumbnail : YONHAP News

過去100年間の韓国の気温の変化を調査したところ、ソウルの気温は2度近く上昇したことがわかりました。
気象庁は28日、長期的な気候変動の傾向を分析した結果を発表しました。
それによりますと、ソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)、仁川(インチョン)など100年以上、気温の観測を行っている6つの都市で、1910年代から30年間の平均気温と1990年代から直近30年間の平均気温を比較したところ、韓半島の年平均気温は過去に比べて1.6度上昇しました。ソウルだけを見ると1.9度も上がっています。
また、季節ごとの長さも最近では夏が118日で最も長く、春(91日)、冬(87日)、秋(69日)の順となっていますが、過去には冬が109日で最も長く、夏(98日)、春(85日)、秋(73)日の順でした。
過去に比べて夏は20日長くなり、冬は22日短くなりました。
また、冬場の寒波は減り、夏場の熱帯夜や猛暑、集中豪雨が増加したことも注目されます。
気象庁は「100年以上の観測資料を見ると、すべての季節において気温が上昇している」としていて、今後も地球温暖化が続く場合、1年の半分が夏になるだろうとする気候学者たちの警告が現実になる可能性があるという声が出ています。

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