メニューへ 本文へ
Go Top

韓国初の月探査衛星「タヌリ」公開 8月に米フロリダで打上げ

Write: 2022-06-07 11:55:24

Thumbnail : YONHAP News

8月に打ち上げられる予定の韓国初の月探査衛星「タヌリ」が6日、公開されました。
月を周回する探査衛星「タヌリ」は、1辺が3メートルの立方体の形をしていて、現在は羽のような形のソーラーパネルは折りたたんである状態です。
「タヌリ」という名前は「月を余すことなく享受する」という意味が込められていて、公募によって決められました。
2016年から、韓国独自の技術で開発された「タヌリ」は、軌道環境テストや電磁波環境テスト、ソーラーパネルの稼働テストなどに成功し、アメリカ・フロリダで8月2日に行われる予定の打ち上げに向けて来月、船積みされる予定です。
「タヌリ」には、国内で開発された高解像度カメラ5種類とNASAが開発した探査船の着陸に必要な情報を確保する「シャドーカム」など6種類の装置が載せられます。
打ち上げに成功すれば、「タヌリ」は地球から150万キロほど離れ、地球と月の重力を利用する方式で12月に月の軌道に投入される予定です。
その後、月の表面から100キロの上空を衛星のように周回し、1年間にわたって月を観察するということです。
韓国は、今回の任務が成功すれば、2030年にも無人探査船を月に送るための独自のプロジェクトを推進する計画です。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >