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韓国のほぼ全域に「注意」の黄砂警報

Write: 2023-04-12 11:17:42

Thumbnail : YONHAP News

中国のゴビ砂漠と内モンゴル高原で発生した黄砂が韓国に飛来していて、環境部は、11日午後5時に国内のほぼ全域に対して一番低い段階で黄砂警報を発令しましたが、翌12日の午前7時に警報のレベルを一つ引き上げ、「注意」としました。 
 
黄砂警報は、「関心」、「注意」、「警戒」、「深刻」の4段階があり、このうち「注意」は、黄砂によるPM10=粒子状物質の1時間の平均濃度が、1立方メートルあたり300マイクログラム以上で、2時間以上続く場合に出されます。 
 
今回の黄砂の飛来は13日まで続くとみられます。
 
黄砂はそのほとんどが砂ぼこりですが、中国の上空を通る過程で重金属などの大気汚染物質を吸着するため、韓国ではPM2.5=微小粒子状物質の濃度も高くなっていて、12日午前7時の時点で、首都圏と東部の江原道(カンウォンド)を除いたほぼ全域で、PM2.5の指数が「悪い」または「非常に悪い」になっています。
 
PM2.5の指数は、大気中の1日の平均濃度が1立方メートルあたり15マイクログラムまでを「良い」、16~35マイクログラムは「通常」、36~75マイクログラムは「悪い」、76マイクログラム以上は「非常に悪い」としています。
 
気象庁は、高齢者や呼吸器疾患を持つ人はなるべく外出を避けるなど、健康管理に注意するよう呼びかけています。

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