平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの聖火が全国を巡っていますが、韓国科学技術院が開発した搭乗型ロボットがランナーを務め、関心を集めました。
聖火リレーが11日、韓国中部の大田にある韓国科学技術院(KAIST)で行われ、搭乗型ロボット「FX-2」は、アメリカ・カリフォルニア州立大学教授で、世界的なロボット工学者のデニス・ホンさんから聖火を受け取り、150メートルを歩いたあと、開発者のオ・ジュンホ教授に手渡しました。
このロボットは、高さ1メートル20センチ、重さ55キロのロボットで、体重70キロまでの人を乗せることができ、災害現場で復旧作業を行うロボットの国際コンテストで2015年、優勝しています。
ロボットが聖火ランナーとなったのは、オリンピック史上初めてです。