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「シルム」ユネスコ文化遺産 南北共同登録

Write: 2018-11-27 10:35:56

Thumbnail : YONHAP News

韓半島固有の格闘技「シルム」のユネスコ無形文化遺産への登録が決まりました。南北共同登録は初めてです。
シルムは、組み合った2人が、互いの腰と太ももに巻きつけた「サッパ」と呼ばれるひもを握って相手を倒し、勝負を決める競技です。
無形文化遺産の新規登録を審査するユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会が26日からモーリシャスで開かれ、「シルム」の韓国、北韓共同での登録を決定しました。
無形文化遺産の代表リストの審査は28日からですが、委員会は、南北共同登録という象徴性を考慮して、異例に開会日の26日に登録を決定したとされます。
文化財庁の関係者によりますと、24の委員国の全会一致で登録が決まったということです。
登録名称は、「伝統的なコリアン・レスリング、シルム」です。
シルムについては、韓国が「大韓民国のシルム」、北韓が「朝鮮民主主義人民共和国のシルム」という名称で、それぞれ無形文化遺産への登録を申請していましたが、ことし4月の南北首脳会談以降、韓国側が共同登録を提案し、北韓がこれに応じたことで、共同登録が実現することになりました。
南北は無形文化遺産にこれまで、民謡の「アリラン」を別々に登録させたほか、韓国は「キムジャン」を、北韓は「キムチ」をそれぞれ登録させていて、南北共同登録は初めてです。

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