韓国オリンピック委員会(大韓体育会)のイ・ギフン会長が、韓国人としては11人目となるIOC=国際オリンピック委員会の委員に選出されました。
イ会長は26日、スイスで開かれた第134回IOC総会で新規委員に推薦された10人の候補を対象に行われた電子投票で、過半数を大きく上回る賛成票を獲得し、IOC新規委員に選ばれました。
現在、韓国には、今回、委員に選ばれたイ会長のほかにも、元卓球選手のユ・スンミンIOC選手委員がいます。
イ会長は、2004年に大韓カヌー連盟の会長を歴任したのを機に、スポーツ界との縁を深め、2010年には大韓水泳連盟会長、2016年には韓国オリンピック委員会の初代会長に当選し、去年の平昌冬季オリンピックや ジャカルタ・パレンバンアジア大会など大きな国際大会で韓国スポーツ界の代表として活躍しました。