サッカーワールドカップ・カタール大会で12年ぶりに決勝トーナメント進出を果たした韓国代表が7日、帰国しました。 
 
仁川（インチョン）国際空港には1000人を超える大勢のファンが集まり、代表チームを歓迎しました。選手たちは、熱い声援を送ってくれたファンたちに感謝の気持ちを伝えていました。
 
左目付近を骨折し手術を受け、マスクを着けての出場となったキャプテンのソン・フンミン選手は、「今のように応援してもらえれば、常に前を見て走るチームになれるよう努力する。ワールドカップの期間中、幸せだった」と、ファンに感謝しました。
 
決勝トーナメント進出の決め手となった、ポルトガル戦の決勝ゴールを決めたファン・ヒチャン選手は、「（競技場で）国歌を聞いて、韓国代表であることにプライドを感じた。ゴールを決められたことが非常に誇らしい」と語りました。
 
また、今回の大会を最後に韓国代表の監督を退くことを決めたベント監督は、ファンたちの歓迎に謝意を示したうえで、「この4年間は、栄光に満ちた時間だった」と語りました。ベント監督は、近くポルトガルに帰国する予定だということです。
 
ソン・フンミン選手をはじめとする海外勢も、国内で休息をとったあと、リーグの日程に合わせてそれぞれ出国する予定です。