韓半島情勢

韓半島 A to Z

韓半島情勢日誌

2017年 2018年上半期 2018年下半期 2019年上半期 2019年下半期 2020年
1月1日 北韓朝鮮労働党中央委員会、第7期第5回総会の結果を発表
- (2019年の評価)△国防力強化による自主権 ・生存権の確立、△三池淵(サムジヨン)・陽徳(ヤンドク)などの開発の成果
△(経済)自力更生・自力強化、△(対外・軍事)国防力強化、新たな戦略兵器の開発、
アメリカの対北政策によっては、「韓半島の非核化」の実現が困難になる可能性があることを言及
金正恩国務委員長、2020年「新年のあいさつ」発表せず
1月7日 文在寅大統領、新年の演説で「北韓と絶えず対話する用意がある」と明らかにし、南北協力を提案
1月10日 アメリカのオブライエン国家安保問題担当大統領補佐官、現地メディアとのインタビューで
北韓との対話再開の推進を発表
1月11日 金桂官外務省顧問が談話発表
「金正恩国務委員長がトランプ大統領からの親書を受け取ったが、米朝首脳の親交が対話の再開に繋がることはない」
1月14日 文在寅大統領、2020年新年の記者会見
「南北関係が米朝対話のこう着状態と相まって困難を強いられているが、対話を通じて協力を拡大していく努力は今も続けられており、十分上手くいく可能性があるだろう」
2月14~16日 アメリカのポンペイオ国務長官、第56回ミュンヘン安全保障会議で「アメリカは、北韓の核兵器プログラムの開発を防ぐために国際的制裁、全世界的な制裁で協力している」(現地時間の2.15)
北韓、ミュンヘン安全保障会議と関連して、「海外勢力に依存しては、南北問題や韓半島の平和保障問題を解決できない」(2.26、平壌放送)
2月27日 韓米連合司令部、上半期の連合指揮所訓練の延期を決定
韓国駐留アメリカ軍司令部・合同参謀本部、「新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた努力と韓米両国の将兵の安全を最優先する」
3月1日 文在寅大統領、三一独立運動101周年記念式典演説
「北韓はもちろん、中国や日本、東南アジア諸国との協力を強化してこそ、安全保障問題に対応できる」「保健分野での共同協力を願う」
3月2日 北韓、元山付近から東海北東方向へ短距離飛翔体2発を発射
3月4日 金正恩国務委員長、新型コロナウイルス克服などの内容が盛り込まれた親書を発送
3月5日 文在寅大統領、金正恩国務委員長の親書に対する謝意を込めて親書を発送
3月9日 北韓、咸鏡南道宣徳一帯から北東の東海上に飛翔体3発を発射
3月21日 北韓、平安北道地域から東海上に飛翔体2発を発射
3月22日 アメリカ政府高官、金正恩国務委員長に親書を送った事実を認める (新型コロナウイルス対応タスクフォースのブリーフィング)
3月25日 ポンペイオ国務長官、記者会見(G7外相によるテレビ会議後 )
「G7とすべての国々は、北韓が交渉に復帰するよう要求するうえで団結を維持すべきだ。違法な核と弾道ミサイルの開発に対し、外交的・経済的圧力を加えることに専念すべきだ」
3月29日 北韓、元山一帯から北東の東海上に飛翔体2発を発射
3月30日 北韓、ポンペイオ国務長官の記者会見(3.25)に関する外務省新任対米交渉局長の談話を発表(朝鮮中央通信)
「ポンペイオ国務長官の"妄言"で、対話を続ける意欲を失った」
3月31日 ポンペイオ国務長官、「北韓との対話を望む」(アジア各国のメディアとの電話会見)
4月14日 北韓、江原道文川(ムンチョン)一帯から東海へ短距離巡航ミサイル(推定)数発を発射
4月18日 "文在寅大統領、トランプ大統領就任後20回目の電話会談
- 新型コロナウイルスと関連して北韓に対する人道支援の原則を再確認"
4月27日 国土交通部と統一部、「板門店宣言」から2年を機に江原道高城(コソン)の猪津(チェジン)駅で「東海北部線推進記念式」(江陵~ 猪津路線)を開催
5月3日 北韓、非武装地帯の韓国側監視所(GP)に向けて銃撃
6月4日 北韓の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が談話を発表
北韓向けのビラ散布を非難し、南北共同連絡事務所の廃止と開城工業団地の完全撤去に言及
6月9日 北韓、青瓦台のホットラインを含め、南北間のすべての通信連絡線を完全に遮断・廃棄すると通知
韓国に対する業務を「対南事業」から「対敵事業」へと転換する方針を表明
6月13日 北韓の金与正党第1副部長が談話を発表
南北共同連絡事務所の爆破を示唆
6月16日 北韓軍総参謀部、南北合意で非武装化した地域に軍隊を再び進出させ韓国向けビラ散布を行うと予告
午後2時49分、開城の南北共同連絡事務所庁舎を爆破
6月17日 北韓軍総参謀部、金剛山観光地区と開城工業団地地域に軍部隊を駐屯させると発表
事実上、「9.19軍事合意」の破棄を示唆
韓国政府(統一部、国防部)、北韓に強い懸念を表明