金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が、「核武力強化の成果を引き続き拡大していかなければならない」と述べ、核とミサイル開発を続ける姿勢を強調したと、北韓の朝鮮中央通信が6日伝えました。
それによりますと、金正恩朝鮮労働党委員長は、ミサイル発射訓練を視察し、訓練が成功したことに大きな満足感を示し、「核武力強化の奇跡的な成果を引き続き拡大していかねばならない」と強調したということです。
訓練が行われた時期は明らかにしていませんが、北韓が５日に行った弾道ミサイル発射とみられています。
朝鮮中央通信は、ミサイル発射訓練が何の不安もなく成功し、実戦での能力が完璧であることが示されたと報じました。
一方、北韓のミサイル発射に対する対応を議論するための国連安全保障理事会の緊急会合が韓国、日本、アメリカの要請で、韓国時間の7日未明に開かれます。
国連安保理は、7月から8月にかけて行われた北韓の4回に渡るミサイル発射を非難する報道声明を先月26日、全会一致で採択しています。

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