朴槿恵（パク・クネ）大統領は韓国時間の6日夕方、ラオス・ビエンチャンでアメリカのオバマ大統領と首脳会談を行います。
中国を訪問中の朴大統領は、6日午前、ASEAN＝東南アジア諸国連合の一連の首脳会議に出席するため、ラオス・ビエンチャンに向けて出発しました。
6日午後にビエンチャン入りし、夕方に韓米首脳会談を行うことになっています。
韓米首脳会談で、両首脳は、弾道ミサイル発射などにより核・ミサイルの能力を高めている北韓に対する対応について、掘り下げた議論を行うものとみられています。
また、先に開かれた韓国とロシア、韓国と中国、アメリカと中国との首脳会談の結果を共有し、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THHAD)」の韓国への配備に反発する中国をはじめとする周辺国をどのように説得するかについても話し合うものとみられています。
アメリカは11月に大統領選を控えていることから、朴大統領とオバマ大統領の会談は事実上、今回が最後となるもので、アメリカでの新しい政権の発足を前に、北韓の核問題での緊密な協力と強固な同盟関係を確認し、北韓に対して強力なメッセージを発する機会になるものとみられています。

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