国際社会の制裁が続く中、北韓はより緻密な方法で禁止品目を密輸入しているもようです。
アメリカの北韓問題専門家による全米北韓委員会は6日、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学研究員らの論文を引用し、北韓は制裁強化で国営貿易会社に対する監視が強まると、中国人の仲介者や金融取引専門家を雇用し、中国の民間企業を介して、大量殺傷兵器に関連した禁止品目を密かに北韓に持ち込んでいると指摘しました。
その結果、北韓は禁止品目を北韓に持ち込むためにより多くの費用を支払うことになったものの、禁止品目の北韓への持込は完全に遮断されることはないとしています。
全米北韓委員会は、制裁の実効性を高めるためには、中国当局が北韓の国営貿易会社だけでなく、北韓の国営貿易会社と取引する中国の民間企業に対する監視をより強化する必要があるとしました。

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