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ソウル安保対話開催 中国は不参加

ニュース2016-09-08
ソウル安保対話開催 中国は不参加

ソウル安保対話が7日、開幕しましたが、中国は参加しませんでした。
国防部の関係者が7日、明らかにしたところによりますと、中国の国防当局者を招待したが回答がなかったということです。
ことしで5回目の開催となるソウル安保対話は、アジア太平洋地域から国防省の次官級や民間の安保専門家が参加し、この地域間の軍事的信頼関係の構築や安全保障分野の協力などについて話し合う多国間の安保対話です。
中国は、1回目の対話から継続して参加してきましたが、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム=サード(THAAD)の韓国配備に反発していることもあり、ことしは参加しないのではないかとされていましたが、結局、不参加となりました。
これについて中国の共産党機関紙、人民日報系の環球時報は7日、「中国はなぜソウル安保対話に参加しなかったのか」という記事を掲載し、6日に行われた韓米首脳会談で韓国とアメリカがサードの韓国配備について意見を強固にしたと言及し、間接的に不満を表しました。
一方、ことしのソウル安保対話には、アメリカ、日本など33カ国と、EU=ヨーロッパ連合、NATO=北大西洋条約機構など5つの国際機関の国防当局者と安保専門家が参加し、「複合危機-挑戦と解決策」というテーマで北韓の非核化、海洋の安全保障、サイバー空間における安全保障について話し合います。
ソウル安保対話は今月9日まで開かれます。

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