朴槿恵（パク・クネ）大統領とアメリカのオバマ大統領がラオスで韓米首脳会談を行っていた韓国時間の6日に、アメリカがICBM＝大陸間弾道ミサイル「ミニットマン3」の発射訓練を行ったことが明らかになりました。
アメリカの空軍が7日明らかにしたところによりますと、6日の夕方、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ基地でミニットマン3を1発発射し、ミサイルは、およそ6700キロ離れた太平洋のマーシャル諸島近くの海上に落下しました。
アメリカ空軍の関係者は「ミニットマン3には模擬弾頭が搭載されており、有事の際に本土と同盟国に対する『核抑止力』の有効性を確認した」と述べました。
ミニットマン3は、最大3つの核弾頭を1万3000キロ離れたところまで送り込むことができ、ヴァンデンバーグ基地からおよそ9360キロ離れた北韓の首都平壌（ピョンヤン）を含む北韓全域を戦略的に打撃することができます。
北韓の挑発行為に対し、あらゆる手段で厳しく対応をすると宣言した韓米首脳の発表を裏付けるとともに、北韓の核やミサイルによる威嚇に対する警告のメッセージでもあると分析されています。
 

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