北韓は60年代から核開発 ハンガリー外交文書が示す
北韓が2006年10月9日に1回目の核実験を行ってから、ことしで10年になりますが、北韓は1960年代初めからすでに核開発に取りかかっていたことが、冷戦時代のハンガリーの外交文書で明らかになりました。
2013年に機密解除されたハンガリーの外交文書は、ブダペストの国立歴史文書保管所に保管されており、平壌(ピョンヤン)駐在のハンガリー大使が作成して本国に送ったものです。
この外交文書には、1963年、当時、北韓の金日成主席が平壌駐在のソ連大使に対して、「北韓は山岳地形であるため核爆発実験を行うのに適している」などと強調したことや、4年後の1967年には「北韓人民軍がミサイルや核兵器の研究を始めた」とするハンガー大使の報告が明記されています。
この文書はまた、北韓が核兵器の技術導入をするため多様なルートで東ヨーロッパ諸国と接触を続けていたことなどが記されています。
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