韓米制服組トップ 電話会談

韓国軍の李淳鎮(イ・スンジン)合同参謀本部議長とアメリカ軍のダンフォード統合参謀本部議長が1日、電話会談し、北韓の挑発を抑止するため、強力な連合防衛体制を構築するという両国の意志を再確認しました。
李議長は1日午前7時からおよそ20分にわたりダンフォード議長と電話会談を行い、去年12月にアメリカで開かれた「第1回閣僚級拡張抑制戦略協議体(EDSCG)」で合意がなされた政策・戦略的法案が設けられるよう、協力を求めました。
今回の電話会談の内容について、合同参謀本部は、李議長が北韓の挑発を強力に抑止するため、アメリカの拡張抑止力の実行力向上を強調し、その一つの方法として韓国とアメリカは去年、アメリカの戦略兵器展開に関する議論を行っていると説明しました。
今回の電話会談で韓国側がアメリカに戦略兵器の展開を要請したかについては、具体的に説明しませんでしたが、この問題についても議論がなされたとの見方も出ています。
一方、韓民求(ハン・ミング)国防部長官とアメリカのマティス国防長官は3日、ソウルで開かれる予定の韓米国防相会談で、アメリカの戦略兵器を韓半島に常時配備・循環配備する問題などについて議論する予定です。
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