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韓国軍 、パトリオット拡大へ 「北韓のミサイル脅威に対応」

ニュース2022-05-31
韓国軍 、パトリオット拡大へ 「北韓のミサイル脅威に対応」

韓国防衛事業庁は30日、 北韓の弾道ミサイルの脅威に対応するため、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の数を大幅に増やし、発射台の性能を改良する計画を発表しました。
この計画には、今年から2027年までの6年間で、およそ7500億ウォンも予算が投入されます。
パトリオットは、韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)の主要兵器です。首都圏や国の主要施設に対する対空防衛能力に加えて戦術核の搭載が可能で、日々脅威が高まっている北韓の弾道ミサイルに対する迎撃能力が向上することが期待されます。
韓国防衛事業庁は、機雷除去などを行う掃海ヘリコプターを国内で研究開発するための基本計画案も可決しました。
この計画は、現在艦艇が行っている対機雷戦戦力の補強を目的とし、効率的に機雷除去任務を遂行するために推進されるとのことで、2030年までに9700億ウォンが投じられます。
韓国防衛事業庁は「掃海ヘリコプター事業で敵の機雷に対する韓国軍の掃海能力を向上させ、国内のヘリコプター開発技術の蓄積や雇用創出など、防衛産業育成にも大きく貢献するだろう」と期待を示しました。

[Photo : YONHAP News]

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