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北韓、東海に向けて弾道ミサイル発射 韓米合同訓練に反発か

ニュース2022-06-05
北韓、東海に向けて弾道ミサイル発射 韓米合同訓練に反発か

北韓が5日午前、韓半島東の東海(トンヘ)に向けて弾道ミサイルを発射しました。
韓国軍合同参謀本部によりますと、北韓は5日午前9時8分ごろから43分まで、平壌市順安(スナン)空港付近など4か所から韓半島東の東海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射したということです。
軍当局は、ミサイルの種類、飛距離などについて詳しい分析を進めるとともに、万全の警戒態勢を備えています。
北韓がミサイルを発射するのは今年に入り18回目で、先月25日にICBM=大陸間弾道ミサイルなどを発射して以来です。
当時、アメリカのバイデン大統領が韓国と日本を訪れ、首脳会談を行った直後でした。
韓国とアメリカの海軍は今月2日から4日にかけて、沖縄の南東の公海上で合同訓練を実施し、アメリカ軍の原子力空母ロナルド・レーガンや韓国軍のイージス駆逐艦などが参加しました。
アメリカ海軍の原子力空母が参加して韓米合同軍事演習が行われたのは、2017年11月以来です。
今回のミサイル発射は、これに反発して行った可能性もあるとみられます。
一方、韓国の情報当局によりますと、北韓は7回目の核実験に向けた準備を終えており、韓米日3か国は、北韓が近く実験に踏み切る可能性があるとみて警戒を続けています。

[Photo : KBS News]

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