北韓メディアは、韓国とアメリカが今月実施する合同軍事演習について、北韓を侵略するための訓練だと主張し、受け入れ難い挑戦だと強く批判しました。
北韓の対外向け週刊誌「統一新報」は先月30日、8月22日から予定されている韓米合同軍事演習について、北韓侵略に向けた新たな作戦に従って敢行される訓練だと主張し、韓半島の平和と安定を願う同胞の意向に対する受け入れ難い挑戦だと反発しました。
そのうえで、特定の国の指導部を除去し、制度を転覆させることを主な目標として武力を総動員しているのは、アメリカと韓国による合同軍事演習だけだと指摘し、危険極まりない核戦争への挑発行為だと批判しました。
そのうえで、アメリカと尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権が、不可抗力を備えた北韓に対して無謀な軍事挑戦を続けると、どのような終わりを告げることになるのか、自らの目で確認することになると強調しました。
韓米両国は、8月22日から9月1日まで、ことし下半期の合同軍事演習を予定しています。

[Photo : YONHAP News]