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米国の北韓担当高官「北と対話模索も応答なし」

ニュース2022-09-21
米国の北韓担当高官「北と対話模索も応答なし」

アメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表は20日、「ことし7月、北韓との接触をはかったが、応答がなかった」と述べました。
ソウル市内のアメリカ大使公邸で記者会見を開いて述べたもので、ソン・キム氏は、「ことしの夏に北韓と接触をはかり、対話再開に対するアメリカの関心や、新型コロナウイルスに関連した物品の支援を提案したが応答がなかった」と述べました。
主に、アメリカ国務省と国連駐在北韓代表部の間の「ニューヨーク・チャンネル」を通して接触をはかったということです。
最後に接触をはかった時期はことし7月で、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後、北韓の非核化に向けたロードマップ「大胆な構想」の発表に向けて韓米間の調整が活発に行われていた時期です。
その1か月前の6月には、アメリカの高官が「前提条件なしの対話」を提案する親書を北韓の高官宛てに送っています。
ソン・キム氏は、「非核化と人道支援のための対話は別のもので、北韓の核問題に進展がなくても、新型コロナ対応など人道支援に向けた対話は可能だ」と強調しました。
米朝首脳会談開催の可能性については、「排除していないが、大統領が関与するためには適切な準備と対話が進展する可能性がなければならない」としています。
20日に韓国入りしたソン・キム氏は、22日に北韓の核問題をめぐる6か国協議の韓国首席代表を務める外交部の金健(キム・ゴン)韓半島平和交渉本部長と協議し、北韓問題について話し合う予定です。
今回の協議は、今月8日に北韓が最高人民会議で核兵器の使用を法制化して以来、初めて開かれるもので、北韓の核使用法制化への対応や7回目の核実験の可能性などについて議論するものとみられます。
北韓の核兵器使用の原則や条件などを盛り込んだ法令には、最高指導者が担っている国務委員長が核兵器に関するすべての決定権を持つことや、指揮統制システムが敵の攻撃によって危機に直面した場合、自動的かつ即時に敵への核攻撃を断行することなどが盛り込まれています。

[Photo : YONHAP News]

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