ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

米原子力空母が23日に釜山入港 北韓への警告メッセージ

ニュース2022-09-23
米原子力空母が23日に釜山入港 北韓への警告メッセージ

北韓が7回目の核実験に向けた準備を終えたほか、核による先制攻撃の可能性を明記した法律を制定したことで、韓半島の核の脅威が高まっているなか、アメリカ海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が23日午前、釜山の作戦基地に入港しました。
これは、韓半島への拡大抑止を強化するとしたことし7月の韓米国防相による合意に基づくもので、北韓に対する強力な警告のメッセージになるとの評価も出ています。
アメリカ海軍の第5空母打撃群旗艦「ロナルド・レーガン」は、誘導ミサイル巡洋艦「チャンセラーズビル」と、イージス駆逐艦「バリー」を率いて、23日午前9時、釜山の作戦基地に到着しました。
10万トン級のレーガンは、2003年に就役し、スーパーホーネット戦闘機、ホークアイ早期警戒機、グラウラー電子戦機をはじめとする航空機90機あまりを搭載しているほか、乗組員5000人あまりが搭乗した、いわゆる「浮かぶ軍事基地」と呼ばれています。
空母航空団は、今月末に東海で合同海上演習を実施する予定で、この演習には、原子力潜水艦「アナポリス」も参加します。
この演習を通じて韓米両国は、近く核実験など挑発に乗り出す可能性がある北韓に強力な警告のメッセージを送ることになります。
アメリカの空母が釜山の作戦基地に訓練目的で入港するのは、2017年10月以来、5年ぶりです。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース